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ワクチン被害児童の親 自殺未遂――当局に拉致・監禁の末の悲劇

2010年11月20日

【新唐人2010年11月21日付ニュース】中国の山西省で数年前、学校でワクチン接種を受けた子供が急性脳脊髄炎になりました。長年、真実の究明を求めていたその子の親が先日、地元当局によって監禁され、自殺を図る事件が発生しました。今、ようやく帰宅したそうです。 

被害児童の親、易文龍さんは、今月旅行中に、山西省の陳情局の職員に戻るよういわれて地元に戻りました。その後、警官3名の監視のもと、太原税務ビルに監禁された易さんは、監禁から4日後の14日の昼、睡眠薬を飲んで自殺を図ります。
 
被害児童の親 易文龍さん
「少しよくなりました。胃がちょっとつらいですが、他は大丈夫です。偽薬だったかもしれないけど、私にも分かりません。神のおぼしめしかも…」
 
易さんの娘は、2006年学校でワクチン接種を受けたあと、“急性脳脊髄炎”になりました。長年陳情を続けてきた易さんは、当局に何度も拘留されました。これに対し、北京の弁護士は行政訴訟の準備をしています。
 
北京の弁護士 楊学林氏
「現在、行政訴訟の準備中です。行政拘留が違法かどうか、裁判所に確認します。裁判所が立件してくれるか、まだ分かりません」
 
北京の弁護士、張氏も裁判所は立件しなければならないと訴えます。
 
北京の弁護士 張生貴氏
「立件できなければ、陳情を通じて解決するしかありません。でも、こういう問題を重ねてはいけません」
 
張弁護士はまた、一部の官僚は問題の解決よりも、党や政権の安定を第一に考えて物事を処理していると批判しました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。

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